新・小鳥記(鳥好き中1男子の鳥日記)

もともと母が僕との鳥見日記をつけていたのを、2019年秋から引き継ぎました。小2から鳥を見始めて6年、いま12歳なので、僕の人生の半分を鳥が占めている??

愛知県3日目は伊良湖へ。

3日目。
タカの渡りで有名な伊良湖に行く途中、
オオアジサシが見たくて
毎年少数が渡ってくるという場所に寄った。
漁港の近くまで行くと、杭がいくつかあり、
そこに数羽がとまっているのが見えた。

20200921オオアジサシ2

20200921オオアジサシ4

冬羽になり始めていて、
頭の黒い部分が散切り頭みたいになっていた。

20200921オオアジサシ3

頭が白っぽくなっている個体もいた。

20200921お送り7

大あくび▼

20200921オオアジサシ8

カモメと同じく口は大きく開くんだなと思った。
しばらく見ていると、少し数が増えてきた。
頭の黒い個体もやってきた。

20200921オオアジサシ5

20200921オオアジサシ6

20200921オオアジサシ7

伊良湖は、早い時間の方が
タカがたくさん出ると聞いていたので、
伊良湖に向かうことにした。

伊良湖に着くと、たくさんの猛禽が飛んでいた。
特にトビが多くて20羽くらいが飛び回っていた。

20200921トビ1

たまにノスリが飛んできて、
トビに追い払われていた。

20200921ノスリ1

20200921ノスリ3

20200921ノスリ2

渡りはまだ始まったばかりらしい。
それでも、飛んでいるタカたちは、
これから南の国に旅立っていくのだと思うと、
なんだか感動してしまった。
きらきら光る海に囲まれた小高い山。
景色だけ見てもきれいだった。

海を見てみると、
オオミズナギドリが水面近くの
低いところを飛んでいた。

20200921オオミズナギドリ1

しばらく見ていたけれど、
タカの数が少なくなってきたので、
オオアジサシのいる場所に戻った。
さっきよりもまた少し増えていた。

20200921オオアジサシ9

20200921オオアジサシ1

新幹線の時間まで田んぼを回ったら、
チョウゲンボウとオオタカの幼鳥が見られた。

20200921チョウゲンボウ1

20200921オオタカ1

今回の旅行で、
愛知県は海も山もあって田んぼも多く、
鳥を見るのにすごくいいところだった。










愛知で探鳥~2日目午後。

2日目の続き。
午後、ワライカモメの場所から移動して、
海沿いの堤防から知多半島寄りを
案内してもらった。

途中、オオタカの幼鳥が電柱にとまっていた。

20200923オオタカ1

海沿いの小さい川に、
カイツブリの親子がいた。
僕がいつも見ているカイツブリの子と、
同じくらいの成長具合だった。

20200921カイツブリ1

びっくりなことに、
ヨシ原のふちに丸出しの巣を作っていた。
ひなは1羽だけのようで、
成長してきたからか、巣は少しきつそうだった。

一方の親が、ヒナに魚を運んできた▼

20200921カイツブリ2

20200921カイツブリ3

刈り取り後の田んぼを回って、
ジシギ探しをした。
タシギしか見つからなかったけど、
もう少し時期が遅ければ、
チュウジやハリオも可能性が高いらしい。
海と山の両方が近いと、
こんなにたくさん鳥が集まるのかと
実感して、すごくおもしろかった。

20200921タシギ1

地元の方とお別れして、もう一度海に戻ると、
ワライカモメはいなくなっていた。
代わりにトウネンの群れがやってきていた。

20200921トウネン&キリアイ1

よく見ると岩陰にキリアイが潜んでいる。

20200921トウネン&キリアイ2

しばらく見ていると、寝始めてしまった。

20200921トウネン&キリアイ4

20200921トウネン&キリアイ3

そこへ、メダイチドリの群れがやってきた。

20200921メダイチドリ1

中にハマシギとトウネンが少し混ざっていた。

20200921トウネン&ハマシギ1

最初からいたトウネンの群れも起きて、
採食を始めた。

20200921トウネン2

20200921トウネン4

中にフラッグをつけている個体がいた。

20200921トウネン1

写真を撮って拡大して見ると、
JAIと刻印された青いフラッグと
短い白いフラッグがついていた。

20200921トウネン3

一日でこんなにたくさんのシギを見るのは
久しぶりだったし、
ワライカモメも見られたし、
いろいろなことも教わって、
愛知県がものすごく好きになってしまった。











見えない鳥を見る。

愛知旅行でお世話になった人が、
「見えない探鳥」という考え方を教えてくれた。

「あそこで何が見られるらしい」という
情報を手に入れて、見に出かけていく、
というんじゃなくて、
フィールドを回りながら、
「例えば、こういう環境だったら
どんな鳥が見られる可能性が高いか」を想像する。
その環境に、いまは見えていないけれど、
出そうな鳥、見られそうな鳥を、
一種類だけでなく、可能性をすべて考える。
そうしながら、
誰かが見た鳥を見るだけでなく、
見たい鳥を探し出せる目を手に入れて、
自分で発見できるようになっていく、
ということだと思う。

今までも、ここは鳥がいそうだなと
鳥を探しにいくことがなかったわけじゃないけど、
やはり情報があったほうが、
高確率で見られるから、
ついつい情報に頼ってしまう。
でも、「見えない探鳥」という言葉を知ると、
実際に鳥を見られなくてもがっかりせず、
鳥に近づいていけそうな気がした。

だから今日は、よく行く稲敷に行って、
鳥が出たと聞いたことのない田んぼでも、
なんとなくいそうな要素のある田んぼを見つけて、
「見えない探鳥」を試すつもりで出かけた。

まず、「見えない探鳥」ではないのだが、
いつも通りすぎるだけの蓮田に
シギが何羽か入っているのを見つけた。
ウズラシギの幼鳥だった。

20200922アメリカウズラシギ1

明るい茶色の羽がとてもかわいい。
アメリカウズラシギだと思ったけど、
コメントでご指摘をいただき、
ウズラシギの幼鳥のようです。
成鳥のウズラシギと比べると、
ダイゼンとムナグロの違いに似ているというか、
羽の色がきれいだった。

20200922アメリカウズラシギ2

でもそうか。
ダイゼンは地の色が白っぽいことで
砂浜にまぎれるし、ムナグロは、
地の色が黄色が渇っていることで、
稲や枯草に紛れやすいのか、と思う。
愛知で、黄金堤という地名の由来を
教わったことを思い出した。

20200922アメリカウズラシギ4

その後、この辺りで
「見えない探鳥」を試すつもりで、
乾いた場所が好きそうなシギチがいそうな
刈り取り後の田んぼを回ってみた。
すると、刈り取って数日後らしい田んぼに、
稲敷では初めて見るケリを見つけた。

20200922ケリ2

20200922ケリ1

その後も見て回っていると、
誰かが見ているのを一度も見たことのなかった蓮田に、
(僕が知らなかっただけかもしれないが)
ツルシギがいることに気が付いた。

20200922ツルシギ1

こちらに気づいたのか、
しばらくすると飛んで、少し離れた
ウズラシギがいたハス田に移った。

20200922ツルシギ2

最初の蓮田には、ウズラシギが増えていた。

20200922ウズラシギ2

今日はこれ以上の収穫はなかったけど、
「見えない探鳥」の面白さが、
少し理解できたような気がした。
「見えない探鳥」の効果がすごくて、
稲敷がいつもと違って見えた。











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