鳥好き小6息子の母の日記。

鳥が好きな息子(11歳)の成長日記や、母の日々の雑感。息子が大きくなったとき、時々読んでくれたらと思い、書いています。写真は平日が母、週末は息子の担当です。

西表島へ。その3。

7月30日、ツアーも最終日。
もう疲れていましたが、
5時半に起きて、宿の周りを
プチ探鳥しました。

ツアーのみなさんに迷惑をかけないよう、
あまり藪には近寄らず、
安全そうな道を小一時間歩きました。

すると、なかなかじっくり見られなかった
カンムリワシが、宿の近くの電柱で
羽繕いをしているところを見られました。

20190730カンムリワシ2

私たちが見ていたら、
ぷいっと背中を向ける特別天然記念物。

20190730カンムリワシ

「やったね」と言いながら、
また畑に向かう道を歩いていきます。
やはりズグロミゾゴイはいませんでしたが、
シロハラクイナの若に出くわしました。

20190728シロハラクイナ幼鳥

鳥も、まだ若い個体は、
表情も動きもあどけなくて、かわいいです。

「そろそろ時間だね、宿に戻ろう」というと、
「西表島、楽しかったね」と
息子がぽつり言いました。

息子はいつもにこにこしていて
あまり泣かない子供でしたが、
楽しい旅の最終日になると、
「まだかえりたくない」とよく大泣きしていました。
小6になった息子はさすがに泣かないけれど、
「もっと早起きすればよかった」と言いながら、
残念そうでした。

宿へ近づいてきたとき、
朝食を探すカンムリワシが、
遠くに見えました。

20190730カンムリワシ3

「出てくれてよかったね」と言いながら、
宿に戻り、帰りのバスに乗りました。

  *

石垣島に向かうフェリーに乗ってすぐ
一昨日シュノーケリングをする前に
記念撮影をした、珊瑚でできたバラス島に、
マミジロアジサシが羽根を休めていました。

20190730バラス島

それとわかるような写真は撮れませんでしたが、
もっと近かったとき、
双眼鏡で背面のグレーが確認できました。
「最後に1種増えたね」
「そうだね、よかったね」

帰り道は、航路の関係か人工物もなく、
海風に当たりながら、
旅の余韻を楽しみました。

石垣港について、最初に石垣に来たときは、
田舎に来たなと思っていたのが、
都会に戻ってきたと感じるくらい、
西表島は自然体でした。

それでも、ビーチのごみ、
マングローブ林の減少など、
さまざまな問題があるのは、
都市で暮らす私たちに原因がありそうです。
ほんの何株か私たちが植えたマングローブが育って、
保全のため尽くす方々の努力が実っていくことを、
祈ります。






西表島へ。その2。

夜になると、気温も下がり、風も吹き、
だいぶ過ごしやすくなってきました。
夜風に吹かれていると、2週間前、
灼熱の八重山で過ごしていたことが、
もう懐かしく感じられます。

さて、2週間前のちょうど今ごろのことです。
泊まっていた宿の電柱から、
フクロウらしい声が聞こえてきました。

宿の方が教えてくださったことには、
「夜になるとリュウキュウコノハズクが
鳴きかわしを始めるのよ。
懐中電灯で照らしても逃げないから、
声が聞こえたら見てみて」と。

外に出て、声のする場所に、
ゆっくりライトを当ててみると、

20190728リュウキュウコノハズク

いました。
見るのは難しいだろうと言われていた
リュウキュウコノハズク。

カメラがよくないので、
ぼんやりとしか写りませんが、
声も姿も、じっくり観察できました。
肉眼では図鑑そのままの模様も見られ、
息子はとても喜んでいました。

この後、宿のベランダに出ようとすると、
ベランダのコンクリの手すりに、
ヨタカがとまっていて驚きました。
声がやけに近いとは思っていましたが、
さすが、西表島です。

  *

翌日は、集合の前、一時間ほど
宿の周りを散歩しました。

一本入ると、畑が広がっていました。
こういうところに、ズグロミゾゴイなんて
いないかなあと探しましたが、歩いていたのは
シロハラクイナが2羽。

20190728シロハラクイナ2羽

シロハラクイナは、到着した港でも見ましたが、
脚がながく、足が大きく、
スマートでかわいらしいです。

20190728シロハラクイナ

さて、この日は、
午前中にビーチクリーニングをしました。
拾ったペットボトルは、中国やベトナムのもの。
日本から流れたペットボトルは、
どの国の浜辺に打ち上げられているのか。
消費社会について、改めて考えさせられました。

で、そのビーチから、午後の行事、
マングローブ染め体験の場所へと移動する
バスの車窓から見えたのが、
ズアカアオバトでした。

20190728ズアカアオバト

マングローブ染めをした場所の周辺には、
結構鳥がいて、イシガキシジュウカラや
リュウキュウメジロが、
ひっきりなしに飛んできました。

ズアカアオバトも、
何度か通りすぎていきました。

20190728ズアカアオバト2

カンムリワシが滑空している姿も、
なんどか見えました。

20190728カンムリワシ飛翔

私が暑さでダウンするなか、
カンムリワシの証拠写真を撮りたい息子に
カンカン照りのなかお付き合いくださった
Kさんのおかげで上の写真があり、
いまも息子は感謝しているようです。

マングローブ染めの合間に
連れて行っていただいた干潟では、
クロサギが採餌していました。

その後、星の砂の浜辺に
連れて行っていただきました。
すると、浜の駐車場に着いたとき、息子が
「アカショウビン!」と声をあげました。
ほんとだ、赤い! 大きい!

バスを降りて、慌てて駆けていくと、
まだいてくれました。

20190728リュウキュウアカショウビン

ときどき地面に降りては、トカゲでしょうか。
なにか獲って、食べていました。

20190728リュウキュウアカショウビン2

砂浜からすぐの小さな島のまわりに、
ひらひらとエリグロアジサシが
舞うのを見ながら、
「移動中も真剣に探しててよかった」と、
リュウキュウアカショウビンに満足する息子。
よかったね、ほんとうに。

  *

最終日のことは、また明日。








西表島へ。

息子が5年生の冬に、
コアジサシを題材に書いた作文が賞をいただき、
その副賞として、7月27日~30日まで、
西表島の「エコ体験ツアー」に出かけてきました。
西表の自然と、いま起きている環境問題を
体感するプログラムに、
保護者1名つきで参加できるという
ありがたい旅です。

期間中は、予想外に多くの方たちが、
ツアーを支えてくださいました。
そして、子どもたちだけでなく、
その皆さんもこのツアーを楽しみ、
大切にしていることがよくわかる、
得がたい体験をした4日間でした。

が、それらのことは、ゆっくり思い出しながら
いつか書いていくことにして、
まずはとりあえず、
息子がこのツアー中楽しみにしていた、
離島の鳥たちとの出会いについて、
まとめておこうと思います。

  *

まず1日め。
午後15時半すぎに石垣島につきました。
八重山諸島を訪ねるのは初めてです。

灼熱の陽ざしのなか、飛んでいる鳥は
スズメ、ヒヨドリなど、ほんの少し。
唯一見られた八重山ならではの鳥は、
本州に住むハシブトガラスより小さな、
オサハシブトガラスだけでした(写真なし)。

  *

2日め。
チャーター船で、西表島に向かいました。
はっとするくらい美しく、青い海。

西表に近づくにつれ、
アジサシ類やミズナギドリ類が
海上を飛ぶのが見えてきました。

ときどき見える人工物で
羽根を休めている鳥は…なんとカツオドリ。

20190728カツオドリ

石垣の港を出るとき、ツアーに同行の先生が、
「カツオドリもいるよ」と話してくれ、
それは何とか見たい! という気持ちでしたが、
拍子抜けするほどあっさり見られてしまいました。

20190728カツオドリ2

遠かったけれど、明らかに大きく、
すぐにカツオドリとわかり、嬉しかったです。

カツオドリの前に、
やはり人工物にとまっていたアジサシは、
嘴が赤く、体も大きかったので、
おそらくベニアジサシだったと思うのですが、
写真がうまく撮れておらず、残念無念。


西表の大原港に着くと、
リュウキュウツバメが飛び交っていました。

20190728リュウキュウツバメ

ヒヨドリも、本州にいるものより、
全体が茶色っぽくて、
南に来たなあという感じがしました▼

20190728リュウキュウヒヨドリ

途中、地元の先生が、
ときどきマングローブの森を眺めながら
お弁当を食べるという大富展望台の近くでは、
リュウキュウツバメに交じって、
初めて見る小鳥が▼

20190728シロガシラ2

私が双眼鏡をかまえる前に、
息子が「シロガシラだ!」と喜んでいます。


2日め、3日めの宿につき、夕食までの間、
宿の周りを一周しました。
鳥全体の数は少なかったものの、

何やら運んできた餌を食べる
リュウキュウメジロや▼

20190728リュウキュウメジロ

リュウキュウサンショウクイ▼

20190728リュウキュウサンショウクイ2

20190728リュウキュウサンショウクイ3

イシガキシジュウカラなど、

20190728イシガキシジュウカラ2


初見の鳥が3種も見られました。

宿に帰る途中では、
残念な光景にも出会いました。
車に引かれた何かを狙ってケンカする
オサハシブトガラスが取り合っていたのは、
シロハラクイナでした▼

20190728オサハシブトガラスとシロハラクイナ

私はクイナ類が好きなので、
西表に来たら見たい鳥ナンバー1が
この鳥だったのですが、
轢死体まで見てしまいました。

  *

と、今日はもう遅いので、
2日めの夜からのことは、また今度。
















記事検索
Amazonライブリンク
  • ライブドアブログ