2017年05月

光と影の季節。

今朝は、樹の高いところから
珍しいさえずり声が聞こえると思って、
犬たちに少し待っていてもらって、
粘って、さえずりの主を探しました。

シジュウカラでした▼

朝のシジュウカラ

ああいう鳴き方もするんだなあ。

このところ毎日葦のあたりにいる
セグロセキレイが、またいました。

葦の上のセキレイ

今日も無事、犬たちは沼を一周。
公園のなかでも気に行っている
モミジの写真も撮れました。

光と影が、まるで真夏のようにくっきり。

光と影

今年の夏は、どうなる!?







犬歩き、ホオジロ鳴く。

股関節脱臼で一時は歩けなかったミミ(犬)が、
いつもの公園の沼のまわりを、
一周できるようになりました。

さえずるホオジロ

久しぶりにデッキのところまで歩き、
この2ヵ月沼の対岸に聴いていた
ホオジロのさえずりを、
すぐ近くで聴くことができました。

家族の誰かが健康を損ねると、
生活が変わります。

毎朝感じていた
公園の季節の移り変わりより、
犬の脚の様子を気にしながら、
それもいつもより短い距離しか歩けなかった
二ヶ月間、
ケガしたミミもつらいだろうな、
モモももっと歩きたいだろうな、
と思っていたし、
私などはすっかり太って
大変なことになってしまいました(困)。

全員健康でいることは、
どれだけありがたいことか、
この先も忘れないでいたいと思います。


夏と緑とスズメの子。

昨日は息子の小学校の運動会で
ふたりとも疲れたので、
近所でおとなしくしていました。

昼下がり、犬たちを連れて、
いつもの公園に散歩に出ると、
空も、雲の感じも、陰の濃さも、
くっきりとしていて、夏を感じました。

もう夏。

暑いので、鳥の姿は早くも少なく、
鳥の声も高いところで響いていました。

唯一ゆっくり見られたのは、
スズメの子くらいです▼

すずめの子

目を癒してくれたのは、
まぶしいほどの緑でした。

カツラの葉から漏れてくる陽ざし▼

かつらの葉

緑色のなかのスズメも、
気持ちよさそうに見えます▼

緑とスズメ

公園中の緑だけでも、
何色あるのだろうと思うくらいです。

2葉っぱ

もみじ

昨夜、美の巨人たちでもやっていた、
故・犬塚勉さんの絵を、
なんとなく思い出しました。





筑波山へ、夏鳥を探しに。

5月にしては異例の暑さのなか、
連日、運動会の練習で、
疲れてしまった息子。

昨日は家でゆっくりして元気になったので、
今日は筑波山に出かけました。

のんびり男体山の頂上を目指しながら
鳥を探すも、
カラ類やコルリの声が聞こえるだけ。
しばらくして、息子が
だいぶ高いところにキビタキを見つけました。

筑波山キビタキ

それにしても、
今年は去年よりも夏鳥が少なく感じますが、
私たちが探せていないだけでしょうか?

さすがに頂上に近づくにつれ、
ソウシチョウの声とコルリの声が
降りそそぐように聞こえてきました。

ソウシチョウは、声は通りますが、
藪の中にいるうえ、動きが早いので、
なかなか写真が撮れません。

しかも、犬がケガしてから、
ふだん歩く距離が減った私は、
もう山に登るだけで精一杯です(哀)。

なので、私は見るだけで、
写真は息子にお任せでした。
特定外来種ではありますが、
ソウシチョウも、かわいいです▼

筑波山ソウシチョウ

筑波山ソウシチョウ2

このほか、カラ類、コゲラ、コルリ♀など
見ながら駐車場近くまで戻ると、
最後の最後にアオゲラを見られました。

写真は撮れなかったけれど、
探鳥会や井頭公園以外で
アオゲラを見たのは初めてで、
嬉しい気持ちになりました。


サギ団地のゴイサギ。

日が伸びて、早くひと区切りがついたので、
仕事のあとで、土浦にある
サギ団地に行ってきました。

ここのサギ団地は、おもに
ダイ・チュウ・コサギ、ゴイサギ、
アマサギが集う、サギのコロニーです。

そこで、なんとなく迫力のある
ゴイサギに目がいきました。
風で羽が逆立ち、怒ってるみたい。

サギ団地ゴイサギ怒ってる

通常の姿はこんな感じです▼

サギ団地ゴイサギ

五位の位を持つサギですから、
田んぼなどで見ると、
シックな色合いが苗の緑に生えて
とても美しいです。


  *

見たかったサギは、
藪のなか入ってしまっがらしく、
見られず残念でした。











森に育つ、いとけなきもの。

フクロウを見にいってきました。
それもヒナです。

フクロウヒナま2

「かわいい」という言葉だけでは、
表せないかわいらしさです。
可愛らしさのなかに、品格を感じます。

こういう小さな命を育む懐の深い森が、
北関東にはまだ残っているのだなと、
改めて感じました。

群馬も栃木も茨城も、
人気度ランキングなんて関係なく、
とてもいいところです。

ヒナですから、
すぐに眠そうな目になるところも、
またたまりません。

フクロウヒナま3

カメラマンがあまりに大勢いるせいか、
幹のほうを向いてしまった姿も、
正体がわからないなりにかわいいです。

フクロウヒナ後姿ま

明日は早いので、
早めに帰途につきましたが、
今日は息子と一緒にこの子に会えて、
とても幸せな日でした。







森、いとけなしもの。

フクロウを見にいってきました。
それもヒナ。

フクロウヒナま2

「かわいい」という言葉だけでは、
表せないかわいらしさです。

こういう小さな命を育む懐の深い森が、
北関東にはまだ残っているのだなと、
改めて感じました。

群馬も栃木も茨城も、
人気度ランキングなんて関係なく、
とてもいいところです。

眠そうにとろっとした目になるところも、
またたまりません。

フクロウヒナま3

カメラマンがあんまり大勢いるので、
幹のほうを向いてしまった姿も、
正体がわからないなりにかわいいです。

フクロウヒナ後姿ま

明日は早いので、
早めに帰途につきましたが、
今日は息子と一緒にこの子に会えて、
とても幸せでした。







初夏になった。

五月の連休も明け、
ミミ(赤毛ワン)の手術から1ケ月たち、

2頭で散歩

散歩はまだ以前の半分の距離ですが、
元気に動き回れるようになりました。

安静にしているうちに、
もともとか細かった足が、
さらに細くなってしまったけれど、
動けるようになり、とても嬉しそうです。
今まで以上に、甘え上手になりました。
退化しても、進化したわけですね。

こうして散歩に出かけられるから、
日に日に濃くなる緑のなかに暮らす
コゲラも見られるし、

連休最後のコゲラ

季節の花も見られます。

沼と花 (3)

イネ科の花粉が飛び始めの季節を、
私も半分乗り切ったし、

みんな元気なのはありがたいことだと、
痛感した春が過ぎて、
ようやく初夏が巡ってきた気がします。













渡良瀬方面で連休の締め。

昨日お疲れ気味だった息子が、
「最終日は鳥見たい」と言って、
渡良瀬方面にフクロウ類を
見に行くことにしました。

道のりの途中、坂東市に入ったところで、
息子が今シーズン初めての
サシバを見つけました。

サシバ1

息子はいつも助手席に座っていますが、
運転席の私より先に見つけたのは
初めてだったので、
鼻の穴を膨らませて喜んでいました。

 *

今日の目的地のひとつに着きました。
去年アオバズクを見た同じ場所です。
昨日、ある人に
2羽来ていると教えていただいて
今日の渡良瀬方面行を決めたのでしたが、

アオバズクけ

まずは来た甲斐がありました。
(アオバズクには睨まれていますが)
ありがとうございます('▽'*)♪

そして、アオバズクのすぐ近くでは、
フクロウと、

雀のフクロウま2

まさかのハクビシン▼

ハクビシン

特定外来種のハクビシンが
こんなところにまでいるなんて、
驚きました。

  *

その後、コアジサシも見たい
息子にせかされて、
渡良瀬遊水地に向かいました。

残念ながら、コアジサシは
見られませんでしたが、
レンタル自転車を借りて、
新緑の水辺をサイクリングするのは、
とても楽しかったです。

ホオジロやオオヨシキリの
囀りを聴きながら見られたのは、

オオヨシキリ渡良瀬ま

渡良瀬のキジま

キアシシギけ

などなど。
ペダルをこぎながら汗をかきかき、
もうすぐそこに
夏が来ているのだなあと思いました。

  *

そこで時間は15時過ぎ。
もう一か所フクロウがいるという場所に
行ってみることにしました。

「4時くらいの光がいい感じ」と
教えていただいていたので、
ちょうどよさそうです。

野のフクロウ4ま


フクロウ1け


野のフクロウま

この連休で、
フクロウを3個体見られましたが、
白っぽいもの、ふっくらしているもの、
それぞれ個性があるのだなあと実感できました。

最後の場所では、
鋭い爪も写真に撮れて、
私も息子も大満足でした。

 *

息子が描くフクロウの落書きと
そっくりなお守りがあったので、
いただいてきました▼

お守り (2)

たっぷり息子との時間を過ごして、
明日からはまたお互い、
学校と仕事です。

このお守りが見守ってくれる? でしょう。






鹿嶋で釣りとシギチドリ。

釣りをしたいという息子の要望で、
鹿嶋の海に行ってきました。

3時間ほどサビキを試して、
からまる糸と格闘したり、
強風に耐えたり・・・

なにかの修行のような時間を過ごし、
ほんのささやかな釣果を得たあと、
(でも、釣れるとうれしくなる)
ふたりともやはり浜辺にも行きたくて、
夕方、港から海岸に移動しました。

とろっとやわらかな光に溢れた浜辺は、

下津海岸到着2

気持ちが解き放たれるようでした。

メダイチドリと、
たぶんミユビシギだろうなあと思われる
シギが早足で歩いていました▼

メダイチドリ

シギ

とくに、いよいよ日が沈む前の海は
表情が刻々と変わっていって、
どの一瞬もそれぞれに美しく、
釣りをリクエストしてくれた
息子に感謝しました。

2017下津海岸 (2)


   * * *


ちなみに、釣れた魚は2尾。
5センチほどのサバの稚魚と、
10センチほどのハゼでした▼

_20170504_230606

帰ってから素揚げしてみると、
意外なくらい美味しそうな匂いです。▼

_20170504_230855

とくにハゼが美味しかったそうで、
「すっごいおいしい!」
「つい5分前まで生きてた魚は違うね!」
と、とても喜んでくれました。

もっと気温が上がってきたら、
刺身にできるような魚も
よく釣れるらしいです。

「また行きたい!」とのことなので、
私は釣りには向いていなさそうですが、
釣れたら楽しいので、頑張ってみます。