2017年06月

しばし休止。

自分が撮った写真を
ネットにアップできると知って、
目をキラキラさせていた
息子の顔を見るのが嬉しくて、
楽しく更新してきた「ことり記」ですが、

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いまは違うかたちで息子を応援すべく、
少しお休みします。

また再開の折には、
どうぞよろしくお願いします。





ハシブトガラスのヒナも見つけた。

いつもの公園のなかで、
またカラスのヒナを見つけました。
一昨日のヒナより、すこし前に生まれたのか、
大人びた表情の子でした。

はじめ、ブトかボソかわかりませんでしたが、
ヒナならではの青い目がはっきり見えます。

カラスの子0614

少し待っていると、
くちばしがよく見えて、
ハシブトガラスだとわかりました▼

カラスの子jpg

ときどき親鳥が来て、餌を与えていきます。
この子の親です▼

親カラス

数日前から、羽を広げたとき、
背面が真っ黒ではなく、
白が混ざった個体をときどき見かけて、
ああ、冠羽中なんだろうなと思っていました。
それが、今日のヒナの親だったとは。

カラスは、表面は黒で覆われていますが、
内側の根っこのほうは色素が薄く、
白いのです。

歩くのもゆっくりで、
なんだか疲れているように見えましたが、
子育て中、しかも冠羽中では、
そりゃあ疲れますよね。

無事ヒナが育つまで、頑張ってほしいです。








カラスのヒナを見つけた。

いつもの公園で犬たちを散歩させていたら、
生まれたばかりのころの息子の泣き声を
カラスっぽくしたような、細い鳴き声がした。

へえ、こんなところに巣を作ってたんだ。
ちょうどカラスの親鳥が、
巣の中のヒナに餌を与えにきたから、
子ガラスが騒いでいたのだった。

親がまたエサ探しに行ってしまってから、
いろんな角度で見上げてみると、見えた▼

カラスの子

ちなみに、巣全体はこんな感じだ。▼

カラスの巣

この、くちばしの付け根の赤い部分、
ヒナって感じで、かわいいなあ▼

カラスの子アップ

今日の晩ごはんの時間には、
このことを息子に教えよう!
そう思って、一日がんばった、
週のはじめの月曜日。
























買い物ついでにサギ団地。

昨日、復路の船でたっぷり寝て、
「また筑波山行きたい!」と
はりきっていた息子でしたが、

犬の散歩に出てみて、
思ったより溜まった疲れに気づき、
「筑波山今日はやめよう?」。

じゃあかわりに、ということで、
買い物ついでに土浦のサギ団地に
行ってきました。

だいぶヒナが育っていました▼

三兄弟

サギの親子は、相変わらずの迫力です▼

怖い親子

来週は、美しい小鳥を見たい。




三宅島に行ってきた。

「みたくじま行くのいつ?」と
毎日訪ねてきていた息子が、
「三宅島(みやけじま)」という読みを
ようやくしっかり覚えた一昨日。

竹芝桟橋から東海汽船の橘丸に乗って、
三宅島に鳥を見に行ってきました。
夜出航して、朝到着の探鳥旅行は、
鳥好きの先輩たちが一緒です。

お一方は初対面でしたが、なんと、
いつも息子と見ているブログの方でした。

島に降りて、まず最初に見に行ったのが、
ウチヤマセンニュウ(息子カメラ)です▼

ウチヤマセンニュウ

ウグイスと同じ一属だけに、地味な姿ながら、
愛嬌のある美声を高らかに響かせていました。
車の中からは、一瞬でしたがアカコッコ、
遠く遠くには、カラスバトの姿も見えました。

次に、大路池に移って、鳥を探しました▼

三宅島の風景

慣れない船で一夜を明かし
短くて浅い睡眠しかとれていないのに、
生まれて初めての島での鳥見です。
声高らかに鳴いているタネコマドリや、
ときどき見えるオーストンヤマガラなど、
息子がわくわくしながら、
頑張って歩いているのがわかりました。

何度か出会ったミソサザイは、
筑波山などで見るのと違い、
たいてい木の枝にとまっていました▼
(息子カメラ)

はっきりしない鳥3

池を一周した後は、アカコッコ館で、
観察用の水場にやってくる鳥を待ちました。

まずはアカコッコ(息子カメラ)▼

アカコッコ

イイジマムシクイ(母カメラ)▼

イイジマムシクイ

シチトウメジロ(母カメラ)▼

シチトウメジロ

・・・と、ここで息子はダウンです。
疲れと眠気で立っているのがきつくなって、
館内の小上がりでひとり静かに、
アカコッコの塗り絵を楽しんだり、
ゴロゴロしたりしていました。

オーストンヤマガラ(水浴び中)▼

オーストンヤマガラ

オーストンヤマガラ(水浴び後)▼

オーストンヤマガラ枝

私が今回いちばん気に入ったのは、
高めの鳴き声がかわいい、
イイジマムシクイでした。正面顔▼

イイジマムシクイ正面

   *

再び橘丸に乗り、帰路につきました。
船上で海鳥を見るというイベントも
残っていたのですが、
私たちふたりはもうへとへとで、
見るより休むに時間を費やしました。
美しいブルーの海を見られただけで、
十分満足です。
パステルで描きたい、青の世界▼

絵に描きたい青い海と空

帰り、息子は疲れて無表情でしたが、
知らなかった世界を彼なりに堪能して、
とても楽しく、いい経験になったようです。
最寄り駅につくと、
「なんか。行く前より、
いつもの場所が小さくみえる!」
と、改めて三宅島で感じた興奮を、
語って聞かせてくれました。

そんな息子の変化と成長を
そばで見られることが、
私にとっては、なによりの喜びです。

今回の旅を一緒に体験させてくれた、
鳥見の先輩と三宅島に、感謝です。







鳥の親子。

昨日、筑波山からの帰り道、
信号待ちをしているとき、
ムクドリの親子を見かけました。

なんてことないスナップですが、
よくよく見ると、
親と子が向き合っていて、
ほほえましいです。

ムクドリ親子

ところで同じ親子でも、
あまりほほえましくない写真が▼

サギの子はこわい

繁殖期の土浦のサギ団地に
行くといつも思うのですが、
サギの子どもは、
恐竜図鑑にも載っていそうな風貌です。

DSCN7137

親子ゲンカ? ▼ 

DSCN7135

いろんな鳥の親子を、
息子と見たいです。




サンコウチョウ、また。

昨日、首なしとボケボケの
サンコウチョウしか撮れず、
今日こそはと張り切る息子と、
筑波山に行ってきました。

今日は、さやさやと風が吹き、
長袖でないと肌寒いくらいで、
昨日よりも鳥の声が多く感じました。
サンコウチョウのあの声も、
すぐに聞こえてきました。

まずは、ボケボケながら、
全身写真が撮れました(私カメラ)▼

サンコウチョウ2ま

すぐに行ってしまうのですが、
30分毎くらいに同じ場所に戻ってくるので、
何度か、姿を見ることができました。

私と息子のカメラは安いコンデジなので、
枝が多いなかにいる鳥を撮ろうとしても、
ピントが合わせずらいのですが、

サンコウチョウが
なんどか出てきてくれたおかげで、
息子も「昨日よりいいのが撮れた!」と、
喜んでいました▼

サンコウチョウ3け

さえずっている姿も撮れて、
「口のなかって、黒くないんだね!」
と、新しいことがわかって嬉しそう▼

さえずるサンコウチョウ

私も、もう少しきれいな写真が撮れたら
いいのですが▼

サンコウチョウま

中国の南部やスマトラから、
繁殖のためにはるばる日本にやってきている
こんなきれいな鳥が見られるだけで、
すごいことだなあと思います。

近くに筑波山があって、よかった。








サンコウチョウを見てきた。

筑波山に、
サンコウチョウを見に行ってきました。

去年偶然サンコウチョウを見つけた地点で
息子と葉っぱの舟を作ったりしながら、
声が聞こえるのを待ちます。

だいぶ待ったものの声が聞こえず、
もう移動しようか、というとき、
「月日星ホイホイホイ」と聞きなされるあの声が、
はっきりと聞こえてきました。
そして、ちらっとでしたが、
姿を見ることができました。

サンコウチョウのしっぽ

なんとか撮った写真は、
残念、肝心の顔が枝隠れ( ;∀;)

もう6月。
緑は濃くなり、鳥を見つけにくくなっています。
でも、いるとわかれば、
さらに待つ気も起きようというもの。

サンコウチョウは一帯を巡回しているので、
また声が聞こえてくるのを待ちました。
すると、また声がしましたが、
一瞬見えただけで、雑木林のほうに
移動していってしまいました。

息子は、「行ってくるね!」と
小走りで追っていきます。
しばらくすると、
ピースサインを作りながら戻ってきました▼

ボケボケサンコウチョウ

う~む、今度はなんとも残念なボケ具合!

でも、

「ホントに近くに見えたんだよ!」と、
こぼれんばかりの笑顔で、
声を弾ませる息子を見たら、
私も近距離でサンコウチョウを見た気分です。

「明日は絶対きれいな写真を撮る!」
そうなので、
明日もまた筑波山に行くことが、
決まったようです。










シジュウカラの子。

6月ふつかめの今日は、
真っ青な青空が広がりました。

犬たちとは、毎朝順調に
沼を一周できています。
そして今朝は、沼を一周し終えたあたりで、
シジュウカラの群れに遭遇しました。

そのうち、
長い時間地面で餌を探す個体がいて、
まだ全体的に色の薄い幼鳥でした。

シジュウカラ幼鳥2

好奇心でいっぱいのあどけないまなざしが
とてもかわいくて、

シジュウカラ幼鳥3

犬たちと歩けるだけでもうれしいところを、
さらに癒されました。

空は真っ青。

6月だ。

さあ、仕事も頑張ろう。