2020年02月

放課後にトモエガモでしあわせ。

いつもの公園へいつものように、
放課後探鳥に行った。

そこへ降りてきたコガモの群れに混じって、
コガモでないカモがいると思ったら、
トモエガモだった。
しかも雄と雌、一羽ずつだ。

雄↓

20200227トモエガモ3

20200227トモエガモ5

20200227トモエガモ1

雌↓

20200227

20200227トモエガモ4

この公園で、ぼくがトモエガモを見るのは
初めてだったので、とても嬉しい。
しかも、こんなに近くで! と興奮して、
すっかり浮かれてしまった。

渡りの途中に寄ったんだろう。
しばらく見ていたら、
また飛び立って、
しばらく沼の上を飛んでいた。
その後、葦のなかに入ったのか、
どこかへ飛んで行ってしまったかは
わからなかった。

毎日見ていたら、また、
まだこの公園で見たことのない鳥が
見られるかもしれない。
楽しみだなあ。









北海道旅行記~3日目(最終日)

北海道旅行3日めは、
野付半島にユキホオジロを探しに
行くつもりだった。

でも、前日はチシマウガラスやケアシノスリを見たり、
チシマシギを探すのに時間をかけてしまい、
ウミバトなどを見られなかった。
野付ですごくレアなカモメも出たと聞いたけれど、
6日くらいまでで、
目撃情報が途切れているというし…

だから、僕の希望を聞いてもらって、
2日めに続き、納沙布岬で海鳥探しをした。

まずは、茨城ではいつもうまく探せない
ウミスズメが見られた!

20200208やっぱりウミスズメ1

20200208とてつもなくかわいいウミスズメ1

豆のように小さくしか見えなくても、
すごくうれしい。

20200207

ケイマフリもいた!

20200208ケイマフリ1

またウミスズメ。

20200208ウミスズメ2

奥がウミバトの頭で、手前がウミスズメ▼

20200208ウミスズメ1

ウミバトも水面に浮上▼

20200208ウミバトとウミスズメ

ウミバトも丸い。

20200208ウミバト1

エトロフウミスズメも探したが見られなかった。

少し時間が残ったので、明治公園に寄った。
オオモズを見たかったが、残念だった。

でも、最後に、北海道では珍しいという
ヤマガラを見たのと(写真はなし)、
ハシブトガラの見納めをした。

ハシブトガラ2

ハシブトガラ3

ふわふわのおしりも。

ハシブトガラ

お母さんに「ユキホオジロ残念だった?」と聞いたら、
「また来る楽しみができたってことで」と言っていた。
まだあれから三週間も経っていないが、
ブログを書いていたら、また行きたくなった。







銚子漁港でミツユビカモメ探し。

今日は、風がとても強かったので、
外洋性のカモメが
港に入ってきていると予測して、
銚子に行った。

行く途中、今季最後になるかもしれない
オオヒシクイを見てきた。

20200223オオヒシクイ

もっとゆっくり観察舎にいたかったけど、
カモメとかウミスズメを見逃したくなくて、
気が急いて、すぐに出かけてしまったのが
いま思うと心残り!

銚子漁港に着くと、
いつもの港の様子とは全く違っていた。
とにかくカモメだらけ。
クロガモも港にたくさん入ってきていて、
銚子で初めて見るシノリガモまでいた。

風が強いので、防波堤で固まって
耐えている中に、シロカモメがいた。

20200223シロカモメ幼鳥1

他にも何かいないか探したが、
とくに見当たらず、
第三漁港のほうにミツユビカモメを探しに行った。

ホバリングをしているカモメがいるな思ったら、
あっさりミツユビカモメが見つかった。

20200223ミツユビカモメ6

ユリカモメとは顔つきが違った。
飛んでいるのの他に、港に落ちていた
呑み込めないほど大きな魚をキープして、
車が来ても離れない奴もいた▼

20200223キープしておきたいミツユビカモメ

20200223キープしておきたいミツユビカモメ2

20200223ミツユビカモメ1

正面顔▼

20200223ミツユビカモメ2

ミツユビカモメは、初めて見たので、
またライフリストが増えて嬉しい。

2年ぶりにワシカモメも見つけられた▼

20200223大きさ比較

20200223ワシカモメ1

これだけ海が荒れているので、
もうひとつ期待していたことがあった。
あの! まるくてかわいい
ウミスズメを近くで見てみたい!
港に入っていてくれることを期待して、
探しに行った。でも、、、

いたのはカモメのほかはスズガモとか、

20200223群れ

ビロードキンクロの若とか、

20200223ビロードキンクロ1

眠そうなアカエリカイツブリとか、

20200223眠ーいアカエリカイツブリ

ウミスズメ、いてほしかったなあ。
ざんねん!

銚子に戻り、もう一度ミツユビカモメ。
けっこうたくさんいた。

20200223ミツユビカモメ3

この個体は、
黒い部分が翼の先のほうしかないから、
成鳥冬羽だとわかった。

20200223ミツユビカモメ5

ちなみに、最初に見たミツユビカモメが
キープしていたのは、ふぐっぽい?魚だった。

20200223なんかさかな

日の入りが近くなったので、
波崎の港も急いでチェックに行った。

銚子に比べたら、鳥は少なかったけど、
ビロードキンクロのペアを見られた。

202002233種そろいぶみ

近くでウミスズメを見る夢はやぶれたが、
カモメがあんなに集っている港を見たのは
はじめだったし(こんな感じの群れがいっぱい▼)、

20200223おびただしいりょうのカモメ

ずっと見てみたかった
ミツユビカモメも見られて、満足。
カモメは楽しいな。









昔の写真から...

今週末は鳥を見に行けなかったので、
以前撮ったなかなか見られない鳥の写真から。
(自分基準)

宮城で初めて見たヤマドリ。
ボケボケなのでかろうじてわかる程度。

birdfan用ヤマドリ

アカハシハジロは隣の県で。
お母さんは、
宇宙ガモだねと言っていた。

birdfan用アカハシハジロ

早くも疲れたので、今日はこれでおしまい。
このごろ視力が落ちたら嫌なので、
ゲームやテレビ、PCを自己規制中です。










いつもの公園でまたクイナ!

今日もいつもの公園で探鳥。

さすがに2日連続で
クイナを見られることはないだろうと思いつつ、
昨日見た場所でまた探していると、
同じ場所からガサガサという音が聞こえてきた。

またいた!
しかも目が合った!!

20200213クイナ4

目をそらされた。

20200113クイナ1

逃げる態勢に入られた。

20200213クイナ2

そして、足早にどこかに行ってしまった。

20200213クイナ3

クイナは思っていたよりも小さい。
ヨシ原の中にそ~っと分け入って、
クイナたちの暮らしを覗いてみたい。

野鳥って、一度見られると、
立て続けに会えるというが、本当だ。








いつもの公園で初クイナ!

今日もいつものように放課後探鳥に行った。
クイナがいるという場所の近くを歩いていると、
ヨシの方からガサガサという音が聞こえてきた。

最初はカルガモかと思ったが、
もっと小さいものがカサコソと動き回っていた。
なんとⅮ公園で初めて見るクイナだった。
僕に気づくとすごい速さで隠れてしまった。

20200212クイナ1

早すぎてぶれる!

20200212クイナ

10分くらい同じ場所にいたがなんとかとれたのはこの2枚だけだった。
でも、放課後探鳥で普段の探鳥でもあまり見ない鳥を見れてとても満足した。







北海道旅行記~2日目午後

2日目の午後は海鳥を追いかけた。
まずは花咲港だ。
ロシア語の看板がたくさんあった。

目当ては、見たことのないコオリガモだ。
探し始めると、クロガモやシノリガモが多い。
そんななか、ミコアイサのような鳥が!
双眼鏡で見てみると、パンダじゃない。
憧れのコオリガモだった。

20200208コオリガモ

すぐ潜ってしまったので、
浮き上がってくるのを待っていると、
意外と近くにもいる。
尾羽がいかにも、という感じでいい。

20200208コオリガモ2

20200208コオリガモ1

正面顔は、モヒカンみたい!

20200208コオリガモ正面

シロカモメもいた。

20200208シロカモメ

このあと、納沙布岬に
チシマウガラスを探しに行った。
でも、これが全然見つからない。

見つかったのは、ハギマシコだけ。
なんでこんな寒くて風が強いところにいるんだろう。

ハギマシコ


仕方がないので、チシマシギを探したり、
歯舞漁港でカモを見た。
凍っていない部分に、カモたちが集まっていた。
大好きなアイサ類にスズガモ、
ホオジロガモも混じっている。

20200208カモたち

なにか魚を飲み込もうとするカモメ。

20200208カモメ

結局呑み込めず、置いていってしまった。
日本で北海道でしかみられないギスカジカ属の魚、
おそらくはトゲカジカ、という魚らしい。
ツイッターの「かにえ」さん、
ありがとうございました。

20200208なんかさかな

また納沙布岬に戻ってチシマウガラスを探す。
外国人のバードウォッチャーのみなさんが
何かを見ていたので行ってみると、
チシマウガラスだった。
やっと見られた!

20200208チシマウガラス1

岸壁に3羽張り付いていた。
白っぽいくちばしに、
黄色いアイリングをしっかり確かめて、
うれしかった。

20200208チシマウガラス3 - コピー

ウミスズメとか、ウミバトとか、は興奮してあまりよく見なかった。
でも、チシマウガラスを見ていた人から、
近くにケアシノスリがいると聞いたので喜んで見に行った。
いると聞いた場所の近くに行くと、低めの木にとまっていた。

20200208ケアシノスリ4

20200208ケアシノスリ3

202002108ケアシノスリ2

20200208ケアシノスリ1

ホバリングの様子

20200208ケアシノスリ5

2日目はライフリストが、
コオリガモ、チシマウガラス、ケアシノスリの3種増え276種になった。

ケアシノスリを見たすぐ近くで、
イタチがいたので撮っていたら、
外国のカメラマンも来て、一緒に写真を撮った。

イタチ

この後二日めの宿に行ったら、
イタチを一緒に撮ったカメラマンが
同じ宿でびっくりした。






北海道旅行記~2日目午前

2日目の午前中はオオワシとオジロワシの
餌付けを見に行ってきた。

施設の人が冷凍した魚の塊を出す時間になると、
オオワシやオジロワシ、トビ、カラスが
次々と集まってきて、
はじめは遠まきだったのが、

20200208群れ全体

凍った魚の餌を乗せたソリが現れると、
一気に集まった。

わしがわちゃわちゃ

そして、餌に飛びついていく。

20200208ワシ集団

オオワシ↓

20200208オオワシ

オジロワシ幼鳥

20200208オジロワシ幼鳥3

20200209オオワシ4


20200208オジロワシ幼鳥

オオワシ幼鳥

20200208オオワシ幼鳥

成鳥と若者でくちばしの色がかなり違う。

20200209オオワシ&オジロワシ1

20200209オオワシ&オジロワシ2

20200209オオワシ1

なにかを見ているオオワシ

20200208オオワシ5

警戒するオオワシ

20200208オオワシ6

オジロワシを見ていたんだ。

20200208オオワシとオジロワシ

魚にありつく者

20200208オオワシ3

睨み合い

20200208ワシにらみ合い

奪い合い

20200208オオワシ4

気に入っている写真は、
よく見ると3羽写ってる。

20200208オオワシ&オジロワシと…オオワシ?

ワタリガラスがいないか探したが、
見つからず、残念。

  *

オオワシ、オジロワシに十分満足したので、
港めぐりの前に、根室市民の森に行った。
ハイドで待っていると、
すぐににぎやかに混群がやってきた。

こっちにぜんぜん警戒していないので、
近くにいる小鳥の写真がたくさん撮れた。

20200208ハシブトガラ1

20200208ハシブトガラ2

なんか、いい感じ▼

20200208ハシブトガラ3

20200208ハシブトガラ4

20200208ゴジュウカラ1

オジロワシも、
さりげなく枝にとまってる。

20200208オジロワシ1

お母さんが撮っていた天然のドライフラワー。

ドライフラワー

道東、いいなあ。
猛禽に満足、小鳥たちにほっこり。

午後は港を回るぞ!
(続く)






北海道旅行記~1日目~

北海道に行ってきた。
道東にハクトウワシが出たと聞いて、
ハクトウワシには会えないにしても、
無性に北海道に行きたくなった。
お母さんの仕事の都合もついて、
急な願いを聞いてもらえた!

中標津空港から根室方面に向かう道路わきで、
カラ類の混群に出くわした。

今回の旅で初の小鳥、ゴジュウカラ。

ゴジュウカラ

ヒガラに、

20200207ヒガラ

初めて見たハシブトガラ。
かわいいい

20200207ハシブトガラ4

タンチョウの家族を見つけた。
給餌している土地に行かず、
凍っていない川や牧場の近くで
暮らしているらしい。

20200209タンチョウ

飛行機が遅れて、
なんとか辿り着いただけになってしまった
野付半島では、オジロワシを見ることができた。

20200207オジロワシ幼鳥

北海道にドキドキ!
また明日。











クロガモのプッカ、浜辺を歩く。

久しぶりに母です。

ウミスズメが見たい息子に起こされて、
朝からひとっ走り、大洗まで。
でも、ウミスズメらしきものは見えても、
「ウミスズメ見た!」と、
喜べるような瞬間には恵まれませんでした。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
あるクロガモが、私たちを癒してくれました。

  *

移動中も車窓から目を光らせる息子が、
「停めて、クロガモが陸にいる!」。
見れば、あらまあ。
お風呂で泳ぐアヒルのおもちゃのように、
ちんまりっと浜辺に座り込んでいます。

ぷっか

あまりの可愛らしさに、
長いことじーっと眺めていたら、
一旦水に戻ってしまいました。

プッカ2

水上でも特別にかわいいクロガモちゃん。
ぷかぷかと泳ぐ姿も愛らしく、
勝手にプッカと名付けました。

私たちに警戒して、一度は水に戻ったものの、
やはり浜辺で過ごしたいらしいプッカは、

プッカ3

波をうまく使って体を打ち上げてもらい、
下手な歩みで、また砂浜に戻ります。

が、どうも場所が気に入らない模様で、
よちよち歩きで、気に入った場所に移動。

プッカ4

プッカ5

プッカ6

脚太い、足デカい!
そして、また日向ぼっこ。

DSCN7325

プッカ、いまも元気でいるかな。
心に残る、プッカとの一期一会でした。