2020年05月

5種のアジサシ。

まだ見たことのなかったアジサシを見たくて、
ちょっと遠出をした。

シギたちがよく集まっている水たまりに行ったら、
水たまりの上を飛ぶコアジサシのなかに、
ひときわ大きいアジサシがいた。
コアジサシは毎年見ているけれど、
じつはアジサシを見たことがなかったので、
アジサシって、こんなに大きかったの?
と、いう感じ。

さらに、ズグロカモメのような動きをしていて、
「アジサシってこんなにくちばし太かったっけ?」
と観察を続けていると、

20200531ハシブトアジサシ2

降りてきてくれた▼

20200531ハシブトアジサシ4

20200531ハシブトアジサシ1

飛び立った▼

20200531ハシブトアジサシ3

あとで師匠がハシブトアジサシだと教えてくれた。
聞いたときはとても興奮した。

図鑑でいつもじっくり見ているので、
言われてみれば、すぐ納得できたけど、
コアジサシとアジサシの差の感覚が
わからなかったこともあって、
自分で判別できなかったのがとても悔しい。
とはいえ、初めて情報なしで珍鳥に出会えていたことは、
とても嬉しかった。

アジサシを群れで見られる場所を師匠に聞いたら、
一緒にベニアジサシもいると聞いてびっくり。
現地では、初めて見たアジサシの群れの中に、
足の赤いアジサシが混じっていた。

20200531コアジサシ&アジサシ&ベニアジサシ&アカアシアジサシ

お腹がうっすらピンク色で、綺麗だった。
ヒメクビワカモメもこんな感じなんだろうな。
いつか見たい。

20200531ベニアジサシ2

ベニアジサシは目をつぶると、
まぶたが白なので目の場所が分かりやすい。

20200531ベニアジサシ3

去年西表島に行ったときにフェリーから見えたけど、
写真が撮れたのは今日が初めてで、ラッキーだった。

20200531ベニアジサシ5

20200531ベニアジサシ1

ベニアジサシは3羽いて、
そのうちの2羽は隣同士に立っていた▼

20200531ベニアジサシ6

アジサシはダンスみたいな求愛行動をしたり、

20200531アジサシ1

群れで休んだり、魚を獲ったりしていた。

20200531アジサシ2

亜種のアカアシアジサシも混じっていた▼

20200531アカアシアジサシ1

胸のあたりがピンク色じゃないし
くちばしの基部が赤なので、
一目でベニアジサシとは違うと分かる。

コアジサシも求愛行動をしていた。

20200531コアジサシ1

ハジロクロハラアジサシがいないかと粘っていると、
クロハラアジサシの幼鳥を見つけた。

20200531ハジロクロハラアジサシ1

ハジロクロハラアジサシをその後も探したけど、見つからなかった。
帰りにハシブトアジサシを見た場所に寄ったけど、
もう見当たらなかった。

今日だけで5種もアジサシを見て、大興奮の一日。
そのうち2種がライファーで、
ライフリストは287種になった。

















変わらない公園。

今日も鳥模様はほぼ変わらない公園。

スズメのヒナが親にくっついていった。
スズメは僕から見るとみんな同じに見えるのに、
子にはちゃんと自分の親が分かるのが
すごいと思う。
見分け方を聞いてみたいくらいだ。

20200530スズメ3

子育て疲れのお母さんかな…?
うちのお母さんは、今日は一日ダウンでした。
仕事疲れだと思いますが、、、

20200530スズメ2

カイツブリのヒナは、一番のチビ以外
親とはもう別行動で、エサをもらえそうな時だけ
いち早く親へ寄っていくようになっていた。

親にくっついて泳ぐ一番のチビ。
嘴がすっかり大きくなった▼

20200530カイツブリ1

大きめの2羽▼

20200530カイツブリ2

大きめの子たちは喉が赤くなってきている▼

20200530カイツブリ3

家に帰ってからベランダに出てみると、
サギの群れが、サギ団地の方向に飛んで行った▼

20200530サギ2

20200530サギ1

このごろ群れになって飛んでいる
サギをよく見るようになった。












いつも変わらない鳥模様は。

いつもの公園に、スズメのヒナが増えてきた。
いつもスズメがエサを食べている場所では、
いつもより多くのスズメたちがエサを食べていた。

20200529スズメ1

昨日までは2羽だったヒナが3羽に増えていた。
っていっても、同じ群れかはわからないし、
群れと群れが合流したのかもしれないけど。
毎朝同じおじさんが撒いていく
小さな実を食べてるみたい▼

20200529スズメ2

野生の目になってきた感じ。

カイツブリのヒナが1羽でいた。
ついに一人立ちかな? と思って見ていると、
親がやってきてエビをあげていた。

20200529カイツブリ1

骨格もだいぶしっかりしてきた感じだが、

20200529カイツブリ2

一人立ちはまだまだ先になのかな。

前にキビタキの声がしたところに行ったら、
また姿は見えたけど、写真は撮れなかった。

近くにシジュウカラのヒナが何羽かいて、
親から大きめの毛虫をもらおうと
必死のちょうだいアピールをしていた。

20200529シジュウカラ2

こっちのヒナも、だいぶしゅっとしてきた。

20200529シジュウカラ1

このごろブログで取り上げる鳥が
いつも変わらなくて残念だなと思っている。
でも、いつも変わらない鳥がいることは、
平和のしるしだと
納得することにしている。

家に帰る前にツバメの巣を確認。
抱卵を始めていた▼

20200529ツバメ1

20200529ツバメ2

今年は何羽巣立つか楽しみ。
僕が観察を始めてから最多となる5羽を熱望。









巣立ちの早いツバメのヒナたち。

里山に行く途中の畑にいくと、
電線にツバメのヒナたちがいた。

20200528ツバメ1

くちばしの横が黄色っぽいのが5羽。
無事育って、幸運な子たちだ。

里山では何も見つからなかったので、
家の近くに戻って探鳥した。

家の近くの空き地にヒバリがいた▼

20200528ヒバリ1

ここは草むらで過ごす鳥がけっこう多いけど、
猫数匹の住処でもあるので、
子育てするには向いていないと教えたい。

いつもの公園では
相変わらず丸くてかわいいスズメの子とか、

20200528スズメ2

20200528スズメ1

カイツブリの子とか

20200528カイツブリ1

久しぶりのメジロを見たりして嬉しかった。

20200528メジロ

肉ひだの大きいキジもいた▼

20200528キジ1

田畑を一通りみていつもの公園に戻る途中、
オナガがいた。

20200528オナガ1

この頃、家の周りではほとんど見かけなかった
オナガがいつもの公園でもいたりする。
オナガは行動も分布も謎とどこかに書いてあったが、
たしかに神出鬼没で、どこに出るか読めない。

夕方、またいつもの公園にいくと、
カイツブリの親子が寝ていた。

20200528カイツブリ2

1羽ヒナがいないので、
周りを探してみたが見つからなかった。
もしかすると独り立ちしたのかも?
こちらに気づいて起きた▼

20200528カイツブリ3

カイツブリのヒナ、
もう親と変わらない大きさだけど、
まだまだ親にくっついている。










ツバメの巣、9日で再建完了。

近所のツバメの巣の再建が終わったようで、
巣の中に入っていた▼

20200527ツバメ3

もう卵を産んだか、お試しなのか。
巣が落とされてから一週間くらいで
土台が完成するなんてかなり速いと思う。

思い起こせば、
5月18日、何者かによる破壊▼

20200518ダニがいっぱいいっぱいいっぱい

抵抗し、傷ついて、呆然とした、

20200518ツバメ1

その翌々日から、再建開始▼
(巣が壊れた翌日は、ツバメは消えていた)

20200521ツバメの巣

次の日▼

20200522ツバメの巣

また次の日▼

20200523ツバメの巣1

そして土も乾いてきて▼

20200526ツバメの巣

と、徐々に再建が進んで、今日は9日目。
ようやく、また子育ての準備ができたんだなあ。
次は無事、元気なヒナが育てばいいな。

オスは電線で休んでいた。
いや、見張りをしていたのかも▼

20200527ツバメ2

いつもの公園では、今日もスズメのヒナがいた。
このスズメのヒナ、
親に先に飛ばれてしまい、
おろおろして、ふるふるしている。

20200527スズメ1

近くにいたもう1羽のヒナは、
エサ場にカルガモが現れてびっくりしていた。

20200527スズメ2

カイツブリのヒナは、
まだ親にゴハンをもらっていた。
追いかけるけど親はすぐに潜ってしまう。

20200527カイツブリ1

ちょっとがっかりしているように見える▼

20200527カイツブリ2

大きくなってもまだまだ甘えたい模様。
もしくは、楽をしたい一心かもしれない。









自立を始めた鳥のひなたち。

2年前、甘えん坊の子スズメがいた場所に、
黙々と自分でエサを食べるスズメのヒナがいた。
(甘えん坊の子の記事は↓)
http://kotori-ki.blog.jp/search?q=%E3%81%82%E3%81%BE%E3%81%88%E3%82%93%E3%81%BC%E3%81%86

20200526スズメ1

近くに親もいたけど、
2羽のきょうだいだけで、少し離れた場所で、
ひたすらエサを食べていた。

20200526スズメ2

2年前のヒナとは大違いの、
たくましいスズメの子たちだった。

カイツブリのヒナは自立の準備か、
ヒナたち2羽だけでいた。

20200526カイツブリ1

20200526カイツブリ2

顔つきも親に近づいてきたように感じる。

親たちは親だけでいたので
もう1回繁殖してくれないかなあ。

近所のツバメの巣は、
土壁(外枠?)は完全に作り終わったみたい。

20200526ツバメの巣

いごこちのいい巣にするために、
今度はここに羽根や藁を敷き詰めてから、
子育てを始めるはず。










ひなひなフィーバー、今期第2弾。

急に猛禽類が見たくなり、
ちょっぴり遠くの里山に行った。

途中、スズメのヒナがいた。

20200525スズメ2

じぃ~っとこっちを観察▼

20200525スズメ1

飛べない人間は放っておいて、羽繕い羽繕い。

20200525スズメ3

里山にはとくに何もいなかったので、撤退。
帰り道にある空き地でモズのヒナを見つけた▼

20200525モズ1

すぐに親が連れて行ってしまって、
撮れたのはこの1枚のみ。
でも、恐竜っぽさ溢れるサギのヒナはさておき、
小鳥のヒナはなんでもかわいくて、
とてもうれしい。

いつもの公園では久しぶりに、
カイツブリのやんちゃチームが葦原から出てきていた。
まだまだ親にべったりだったが、
羽色も少しずつ親鳥に近づいている気がする。

20200525カイツブリ1

20200525カイツブリ2

セグロセキレイのいるグラウンドでは、
カラスのヒナが棒を振り回して遊んでいた。

20200525ハシブトガラス1

もちろんセグロセキレイのヒナもいた▼

20200525セグロセキレイ1

フェンスにとまっている子もいた▼

20200525セグロセキレイ2

研究所のほうの林のヒヨドリが、
念入りに羽繕いしていた。

20200525ヒヨドリ

疲れたので一度家に帰って、
お昼を食べてからオナガを見に行った。
オナガ見つけた! と思ったら、
急に1羽がピーピー言い始めた。
するともう1羽やってきて、

20200525オナガ1

エサをもらっていたほうは、
羽が完全に生えそろっていない幼鳥だった。
オナガにもすぐに逃げられたが、満足だった。

近所のツバメの巣はほぼ完成していた。

20200525ツバメの巣1

電線にとまる親に、今度は僕が見られていた▼

20200525ツバメ

今日のヒナが大きくなってしまっても、
今度はツバメのヒナが、
次のひなひなフィーバーを起こしてくれる、


はず(^∀^)



















やり手のコアジサシ。

鳥の先生から、
銚子にぼくが見たことのない鳥がいると
教えてもらって楽しみに出かけた。
でも、現地に着いても全然見つからなかった。
双眼鏡を持っていた人に聞いてみると、
5日前からいたらしいが、
今日の午前中で抜けたらしいと聞き、残念。

第3漁港に、
ハシボソミズナギドリが1羽入っていた。
ちょうど飛び立ってしまった▼

20200524ハシボソミズナギドリ

20200524ハシボソミズナギドリ1

冬鳥のクロガモたちがたくさん居残っていた。
スズガモも少し混じっている。

20200524クロガモ3

綺麗なオス▼

20200524クロガモ1

遠くで羽繕いをしている個体を見ていると、
羽繕いを始めた。
びっくりなことにお腹が白かった▼

20200524クロガモ2

図鑑に、冬羽は体の羽はすべて真っ黒とあるが、
夏羽はお腹が白くなるのか?

コアジサシの漁港には、
コチドリとキョウジョシギがいた。

20200524コチドリ

20200524キョウジョシギ1

20200524キョウジョシギ

コアジサシの卵やヒナ以外には関心がない様子で、
コアジサシの成鳥が近くにきても無視している。
それがキョウジョシギの生存戦略なのだろうが、
ついついコアジサシびいきになり、
顔の黒い模様が盗賊の仮面に見えてきた。

コアジサシが繁殖している場所では、
抱卵中のコアジサシとシロチドリがいた。

20200524コアジサシ6

20200524シロチドリ

くちばしの先の黒い模様がない個体▼

20200524コアジサシ5

1羽だけコンクリートの場所にいたので
何だろう? と見ていると、

20200524コアジサシ2

魚を持ったもう1羽がやってきてプレゼント!

20200524コアジサシ3

オスはまたすぐに魚を取りに出かけて行った。
オスがいない間、というか魚がないときは?
ゆっくり羽繕い▼

20200524コアジサシ1

ずっと観察していると、このメスに
魚を貢いでいるオスは3羽ほどいるようで、
メスはその場から動かずして、
オスの貢ぎ物の魚を何匹もゲットしていた。
やり手のメスだ。

帰り道もまた楽しみ。
往路では見られなかった
セイタカシギとムナグロが田んぼにいた。

20200524セイタカシギ1

20200524セイタカシギ2

20200524ムナグロ1

お目当ての鳥は見られなかったけど、
やっぱり遠出の探鳥は楽しくて、
満足の1日だった。
それに、鳥の先生がぼくに鳥の情報を
電話で教えてくれたのも嬉しかった。







サギのヒナたち発見!

サギのコロニーに珍しいサギが来ていないか確認に行った。
珍しいサギは来ていなかったけどサギのヒナがいた。

20200523チュウサギ

まだ生まれていない卵もあったので
ひょっとしたらヒナは今日生まれたのかも?
近くに卵の殻が落ちていた。

20200523卵の殻1

別の巣では明らかに今日孵ったヒナたちが親鳥に守られていた。

20200523チュウサギ2

まだ目も開いていなくてまあまあかわいい。
でもゴイサギの成長したヒナは
恐竜を思い出す顔をしていた。
いや、やっぱり悪魔かも・・・

20200523ゴイサギ1

コウノトリよりもずっと恐竜に似ている。
サギはアマサギと

20200523アマサギ1

綺麗な婚姻色のコサギと

20200523コサギ2

チュウサギとダイサギと眠そうなゴイサギがいた。

20200523チュウサギ3

20200523ダイサギ1

20200523ゴイサギ2

いつもの公園ではセグロセキレイのヒナが
1羽独立したのか親たちとは離れた水たまりにいた。

20200523セグロセキレイ1

他のヒナたちは相変わらずエサをもらっていた。

20200523セグロセキレイ2

















ツバメの巣なんと4日で再建!

何者かによって落とされたツバメの巣、
少しづつ再建していたが、今日急展開が!

20200523ツバメの巣1

なんと巣が落とされてから
5日で落とされる前と同じくらいの大きさの巣が出来上がっていた。
内装はまだできていないようで、運び込んでいた▼

20200523ツバメの巣2

落とされてから作り終わるまでの巣を比較。
2日目からしか撮れていないので2日目から
落とされてから2日、再建を始める▼

20200521ツバメの巣

3日目▼

20200522ツバメの巣

2日目から3日目の間に急激に大きくなっている。

そして、4日目▼

20200523ツバメの巣1

もう落とされる前よりは少し小さいが
落とされる前の巣▼

20200515ツバメ1

再建された巣▼

20200523ツバメの巣2