九州ふつかめは、あいにくの雨でした。
予報通りなのでがっかりせずに、
ツルの越冬地で有名な出水市に向かいました。

高速のほうが運転は楽でも、
息子に地方地方の町の特色を感じてほしいので、
なるべく一般道を走ります。

ざあざあ降りのなか、
熊本から30~40分ほど走った信号待ちで、
カラスの群れに遭遇しました。
雨に濡れるミヤマガラスです。

20180210ミヤマガラスけ2

九州は多いと聞いていましたが、
このあとも、大群を見ればミヤマガラスで、
ハシブトガラスやハシボソガラスは、
ぽつぽつ見られるくらいでした。

この群れを見たとき、
「そういえば、ミヤマガラスの群れって、
コクマル(ガラス)が混じってるって聞くよね」
と思い出し、探してみると、、、

20180210コクマルガラスけ

▲群れの真ん中あたりに4羽、小さくて丸くて、
くちばしも小さなのが混じっていました。
コクマルガラスです。
そのうち1羽は、
大雨でかなりぼんやり写真ですが、
白色タイプです▼

20180210コクマル白色タイプ

息子も「かわいい!」と盛り上がっています。
私は大人げないですが、先に自分が見つけられて
すごく嬉しかったです。

またしばらく走って、
球磨川(くまがわ)という川に出ました。
九州ではツリスガラが多いと聞いていたので、
雨が激しくて期待できないかなと思いつつ、
川沿いを走って窓から探していると、
幸運にも見つけることができました。

ツリスガラ

20180210カヤクグリの群れけ

元の進路に戻るときには、
住宅街と隣り合わせの田んぼで
ひょっこり顔を出したタシギを
2メートルくらいの距離で見られました。

20180210タシギけ

途中、八代の道の駅で朝摘みイチゴを買い、
さっと洗って車の中で食べたのですが、
それが甘く、風味もよく、美味でした。

が、このへんでいい加減疲れてきたので、
高速に乗り、15時ごろ、
ようやく出水に到着します。