午前中、犬たちを散歩に連れて行くと、
温かいを通り越した汗ばむ陽気のもと、
一気に虫が活動を始めています。

そろそろ終わりを迎える八重桜にも、
蜂や甲虫が蜜を吸いに来ていました。

20180420八重

犬たちを散歩させた後は、
ちょっと遠出をして、
巣立ちしたばかりという鳥を見てきました。

幼鳥たちは、樹の上のほうの、
葉が茂ったその上にいてなかなか見えませんが、
時々、ほんの少し顔をのぞかせて、
あいつらなんなの? という感じで、
こちらをそろ~っと覗いたり、

20180421トラフま

そうかと思えば、
そのまま眠ってしまったり、

20180421トラフ眠るけ

また目を開けたり。

20180421トラフけ

かわいいです~!

彼らから見たら、
私たちはどんな生き物に見えるのでしょうか。

さて、そろそろ帰ろうかと歩き出すと、
木の中からフワ~っと、なにか落ちてきます。
あ、ひょっとして? と思いキャッチすると、
ほやほやとやわらかな、ヒナの羽でした。

20180421トラフの羽

大人と同じ姿になる日も近いのでしょう。
思わぬお土産に、ほっこりしました。

   *


鳥のヒナを見た帰り道、息子とふたり、
「Kちゃんが年をとって人生を振り返るとき、
いま見ている自然は豊かだったなあって
懐かしむんだろうね」
というような話をしました。


時は移ろい、その時々で
「当たり前」もどんどん変化するけれど、
今日見たようなヒナたちは、
10年後、20年後の春にも
元気に巣立っていってくれたらと思います。