11月3日、オオヒシクイが
今年も稲敷に初飛来――
昨日、安孫子のバードフェスティバルで
この吉報を得た私たちは大喜びで、
さっそく稲敷まで行ってきました。

観察舎から700メートル先の、
ススキの茂みから覗くようにしている
5羽のオオヒシクイ。

DSCN6698

その昔は、親しみを込めて沼太郎などと
呼ばれていたそうです。
よくわかります。
その姿、鳴きかわす声、風切音、列……
なんというか、雁の、命の存在感のようなものに
魅かれるのです。

遠く、小さくでも、オオヒシクイの姿を見られ、
とても華やいだ一日になりました。

あたりにはモズの高鳴きが響き、

DSCN6699

タヒバリも冬が近づいた田んぼで

DSCN6694

縄張りを宣言し、
タゲリも集まってきていました。

DSCN6692


オオヒシクイが来たと聞いてから、
息子も盛り上がっていました。
昨日のうちに得意の求肥にあんこを包み、
喜びの「KK餅」を用意。

雁が結び付けてくれた皆さんとの再会も叶い、
観察舎の方々に餅を食べてもらい、
秋祭りみたいに楽しい休日を楽しみました。
たった5羽しかいないのに、
沼太郎は大したものです。

  *

久しぶりだった稲敷では、ミサゴに

DSCN6688

DSCN6751

チョウゲンボウ、

DSCN6761

DSCN6763

ユリカモメとカワウに混じった
クロハラアジサシや、イソシギなど見て、

DSCN6739

DSCN6757

陽が沈むまで冬鳥シーズンの到来を感じて、
大満足で帰ってきました。