今年初めてマガモが飛来した。
マガモの、緑やネイビーに輝く頭や、
グレー調の風格ある羽の色、
おしりの羽のクリリンなどが好きなので、
気分が上がる。
台風19号からこっち、
どんぐりがそこここに転がっていて、
桂の落ち葉の甘く芳しい香りがしていたり、
自然は秋を迎えていたけれど、
体感的にようやく秋がきた感じで、
冷気を含んだ風も心地よい。
犬たちも過ごしやすいのか、
このごろよく歩いてくれて、嬉しい限り。
あとは、早くジョウビタキが来ないかな。
今日は、
「井頭公園に行って、
こんなにも鳥に会えなかった日はないね」
というくらい、小鳥を見られなかったので、
思わず柿を撮ってしまった。
カモも種類が少なかったし、
小鳥の声も少なく、
姿を見られたのはカラ類くらい。
とはいえ、帰り際には、
エナガ、シジュウカラ、コゲラの混群に
見送られたような格好になって、
賑やかで楽しかったな。
小さなラッキーといえば、
コゲラがオスとわかる頭の赤い部分が
見られて、うれしい気持ちに。
帰りは、息子のリクエストで
誕生日にプレゼントしたわたあめ器持参で
親戚の家に寄った。
息子がやる気まんまんで作った
わたあめをご馳走したら、
お寿司をお腹いっぱいごちそうになった。
ごちそうさまでしたm(_ _)m
秋が来たという実感を得られぬまま、
ボアのベストを羽織って散歩する
この頃でしたが、
ここ数日で、ようやく秋であることに、
体が慣れてきました。
一昨日から聞こえ始めた、
ジョウビタキの声。
ですが、まだ姿が見えません。
あまり歩けない犬を連れてだと、
小回りも利かないので、
声だけ楽しんでいます。
ちなみに、写真の木々のどこかに、
ジョウビタキが潜んでいるはずです。
つわぶきの花が満開で、
楚々とした美しさに心洗われます。
ジョウビタキの声を追って、
沼を一周するコースを外れて歩き、
振り出しの緑の広場に着いたとき、
夏にイトトンボが発生するあたりの
ムラサキシキブの木の下に、
マガモが2羽、入っていました。
来たばかりなのか、とにかく熱心に
羽繕いや、スイーッという翼伸ばしを
続けていました。
それが終わると、水の輪に興味を持ったり。
やっぱりマガモは大きくて、
風格があるなと思いました。
仕事までもう少し余裕があったので
対岸まで行きたいと思ったけれど、
愛犬ファーストで、切り上げました。
でも、くりんとしたおしりのカールまで
しっかり見られて、満足。
まだ息子が風邪を引っ張っていたので、
午前中はまたゆっくり散歩をして、
午後、「今日は一足早い文化の日」と決めて、
陶芸の里・益子に行ってきました。
親子でロクロ体験をしたのですが――。
お茶碗に、和菓子を載せる平皿に、
和菓子と一緒にお茶を飲むとき用の湯呑。
涼し気な顔でロクロの前に座り、
するすると形を作っていく息子。
その後、交代して私の番になり・・・
正直、私はうまくできると思っていた。
それが、全然だめだめで、
もう笑ってしまうくらい!
布でミニバラを作りました。
本当は鳥のアクセサリーを
作れたらいいと思うのですが、
花のほうが
何とかなりそうな気がしてですね。
リネンの布を花びらの形に切って、
丸みをつけて、
ボンドで貼って――
直径3センチにも満たない、
小さい花ですが、
なんとかバラの形に仕上がると、
ささやかながら、華やいだ気持ちに。
コサージュピンをつけたので、
今日はさっそく、
胸元につけて行きました。
書類やら何やら目を通すとき、
視界の端に小さな花が目に入って、
楽しい気持ちで仕事ができた気がします。
とりあえずは実際の花に似せて
作ってみましたが、
せっかく造花を作るんだから、
次は、自然界では絶対ないような、
ギンガムチェックの布で
もう一度バラを作ってみようと思っています。
布の花びらをどう重ねるか考えるうちに、
花の構造に興味がわいて、
花の図鑑がほしくなってきました。
鳥の図鑑は何種類も持っているのに、
考えてみると植物系は、
きのこと、鳥が食べる実の図鑑が
本棚のすみにあるだけです。
バラの次は、野の花を作ってみたい。
もう旬じゃないけど、
つゆ草なんかもかわいくできそうだし、
でも、これからだと菊とかかな。