季節のこと

マガモ初認。

犬を散歩させている公園の沼に、
今年初めてマガモが飛来した。

マガモの、緑やネイビーに輝く頭や、
グレー調の風格ある羽の色、
おしりの羽のクリリンなどが好きなので、
気分が上がる。

191025マガモ

台風19号からこっち、
どんぐりがそこここに転がっていて、
桂の落ち葉の甘く芳しい香りがしていたり、
自然は秋を迎えていたけれど、
体感的にようやく秋がきた感じで、
冷気を含んだ風も心地よい。

犬たちも過ごしやすいのか、
このごろよく歩いてくれて、嬉しい限り。

あとは、早くジョウビタキが来ないかな。





息子との道東2日目午後①

運転して運転して、
コンビニでランチ代わりの食料を買って、
ぼそぼそと食べながらまた運転。
ナビ看に「落石」の文字が登場してからも、
また運転で、気分はヘロヘロだ。
でも、なんとか落石に着く。

乗船申し込みをするエトピリ館には、
大好きな「思い出のマーニー」にも登場している
ネイチャークルーズのポスターが貼ってあり、
少しだけ気分が上がる。

12時半、乗船。
乗船客は、私と息子、
それぞれ1人で参加している女性が3人だった。
波が強い。船が揺れる。波が全身にかかる。

ライファーのウトウが出ても、
同じくライファーのトウゾクカモメが出たのに
写真を撮り逃しても、それどころではない。

DSCN5440

ガイドさんは、
鳥が少ないと申し訳なさそうだったけれど、
私も、鳥が少なくて、息子ががっかりしていないかと
気がかりだったけど、
それよりなにより、揺れが強くて怖いことが
少しずつ楽しくなってきて、
スリル満点のアトラクションのように
航海を楽しんだ。

ラッコやゼニガタアザラシも見えたけれど、
しらっとしている息子が面白い。

DSCN5446

ウのほうがいいらしい。

DSCN5459

なんだかブログの調子が悪いので、
これはこれでアップして、
続きはまた記事を立てます。
















旅鳥のセキレイを見に行った。

ツメナガセキレイを見に行ってきました。
換羽途中で、黄色い羽根が
生え始めていました。

20190119ツメナガセキレイ3

名前の通り爪が長いというか、
足のサイズが大きい!

20190119ツメナガセキレイ6

ひっきりなしに動き回って、
赤虫のようなものを食べていました。

20180119 (2)

20190119ツメナガセキレイ7

ホシムクドリは残念、
今日も外れだったけれど、
また息子のライフリストが
一種増えました。

レンコン街道を車で走りながら、
「鳥見一年目の気持ちが戻ってきた!
こういうの、なんて言うんだっけ?」
という息子に「情熱?」と尋ねると、
「そうそう、情熱!」とのこと。

情熱が戻ってきたーー
何よりです。





アオサギを遠巻きにして。

いつもはカモだけ、ときどきカワウかバリケン、
という沼のはしのほうに、
今朝はアオサギが陣取って魚を狙っていた。

20181210アオサギ

ヒドリとオナガの両カモ衆は、
遠巻きにアオサギの動静を気にしていたが、
ただ一羽、
ホシハジロだけは我関せずで朝寝をしていた。
ホシハジロって、けっこう強いのね。



芦のほうに、シックな色合いのカモがいたので、
確認してみたらやっぱりオカヨシガモだった。

20181210岡好

オカヨシガモはいちばん好きなカモだ。
ヨシガモのように派手さはないけれど、
主張しすぎず、抑えた色味なのに、
でもお洒落で、見飽きない美しさがある。

いついてくれたらよいな。




物足りなかった井頭公園。

今日は、
「井頭公園に行って、
こんなにも鳥に会えなかった日はないね」
というくらい、小鳥を見られなかったので、
思わず柿を撮ってしまった。

20181123柿

カモも種類が少なかったし、

20181123

小鳥の声も少なく、
姿を見られたのはカラ類くらい。

とはいえ、帰り際には、
エナガ、シジュウカラ、コゲラの混群に
見送られたような格好になって、
賑やかで楽しかったな。

20181123紫綬ピー

20181123エナガ

小さなラッキーといえば、
コゲラがオスとわかる頭の赤い部分が
見られて、うれしい気持ちに。

20181123コゲラ

帰りは、息子のリクエストで
誕生日にプレゼントしたわたあめ器持参で
親戚の家に寄った。

息子がやる気まんまんで作った
わたあめをご馳走したら、
お寿司をお腹いっぱいごちそうになった。
ごちそうさまでしたm(_ _)m















誕生日に聞いた話。

今日は私の誕生日だ。
いつもと同じように、犬たちと散歩に行く。

20181103公園

もう11月だというのに、
柳のてっぺんではホオジロがさえずっていた。

20181107ホオジロさえずり

シジュウカラは食事中。

20181101シジュウカラ2

沼にはコガモも来ていた。

20181102コガモ (3)

5羽ほどの群れで、
今年沼で見るのは初めてだった。

20181102コガモ群れ

こうして一周歩いたところで、
ときどき健康のために公園を歩いている
近所のKさんに会った。
うちの妹犬がこのKさんに
とても懐いていて、
会うといつも抱っこしてもらって、
別れるまでKさんの腕から降りない。

Kさんは妹犬を抱っこしながら、
よく、70年前の沼や
気象研究所の様子などを聞かせてくれる。
沼はいまの3倍以上あり、
水は澄み、ジュンサイも生えていたこと、
気象研究所が、今よりもっと広かったこと、
などなど。
D公園について書かれた本で、
ある程度のことは読んで知っているけれど、
実際にしている人の話を聞くと、
より生き生きと当時の様子が伝わってくる。

今日聞いたのは、Kさん自身の話だ。
戦時中や戦後の食糧事情や、
終戦後にアメリカ兵がくれた
ピーナツ入りのチョコレートの話。
その後の人生のこと――。

「お風呂入って気持ちいいと、
『あ~、仕合せしあわせ』。
ご飯がおいしいと、『あ~、仕合せしあわせ』って
言ってると、ほんとに仕合せになるよ」。
「どんな人だって、
生きていくのに苦労していない人なんてないよ」。
地元の言葉で話してくれた言葉は、
誕生日という節目の日に、
とても胸に響いた。

さあ、今日から気分新たに仕切り直して、
私も、なんでも「あ~、仕合せしあわせ」という
心意気でいこう。








秋を受け容れる。マガモ来たる。

秋が来たという実感を得られぬまま、
ボアのベストを羽織って散歩する
この頃でしたが、
ここ数日で、ようやく秋であることに、
体が慣れてきました。

一昨日から聞こえ始めた、
ジョウビタキの声。
ですが、まだ姿が見えません。
あまり歩けない犬を連れてだと、
小回りも利かないので、
声だけ楽しんでいます。

ちなみに、写真の木々のどこかに、
ジョウビタキが潜んでいるはずです。

20181031秋

つわぶきの花が満開で、
楚々とした美しさに心洗われます。

20181031つわぶき

ジョウビタキの声を追って、
沼を一周するコースを外れて歩き、
振り出しの緑の広場に着いたとき、

20181031マガモ

夏にイトトンボが発生するあたりの
ムラサキシキブの木の下に、
マガモが2羽、入っていました。

来たばかりなのか、とにかく熱心に
羽繕いや、スイーッという翼伸ばしを
続けていました。
それが終わると、水の輪に興味を持ったり。

20181031マガモ2

やっぱりマガモは大きくて、
風格があるなと思いました。
仕事までもう少し余裕があったので
対岸まで行きたいと思ったけれど、
愛犬ファーストで、切り上げました。

20181031マガモ3

でも、くりんとしたおしりのカールまで
しっかり見られて、満足。





益子に行く。

まだ息子が風邪を引っ張っていたので、
午前中はまたゆっくり散歩をして、
午後、「今日は一足早い文化の日」と決めて、
陶芸の里・益子に行ってきました。
親子でロクロ体験をしたのですが――。

お茶碗に、和菓子を載せる平皿に、
和菓子と一緒にお茶を飲むとき用の湯呑。
涼し気な顔でロクロの前に座り、
するすると形を作っていく息子。

その後、交代して私の番になり・・・
正直、私はうまくできると思っていた。
それが、全然だめだめで、
もう笑ってしまうくらい!




麻のミニバラ。

布でミニバラを作りました。
本当は鳥のアクセサリーを
作れたらいいと思うのですが、
花のほうが
何とかなりそうな気がしてですね。

リネンの布を花びらの形に切って、
丸みをつけて、
ボンドで貼って――
直径3センチにも満たない、
小さい花ですが、
なんとかバラの形に仕上がると、
ささやかながら、華やいだ気持ちに。

小さな布のバラ

コサージュピンをつけたので、
今日はさっそく、
胸元につけて行きました。

書類やら何やら目を通すとき、
視界の端に小さな花が目に入って、
楽しい気持ちで仕事ができた気がします。

とりあえずは実際の花に似せて
作ってみましたが、
せっかく造花を作るんだから、
次は、自然界では絶対ないような、
ギンガムチェックの布で
もう一度バラを作ってみようと思っています。

布の花びらをどう重ねるか考えるうちに、
花の構造に興味がわいて、
花の図鑑がほしくなってきました。
鳥の図鑑は何種類も持っているのに、
考えてみると植物系は、
きのこと、鳥が食べる実の図鑑が
本棚のすみにあるだけです。

バラの次は、野の花を作ってみたい。
もう旬じゃないけど、
つゆ草なんかもかわいくできそうだし、
でも、これからだと菊とかかな。















今年は9月20日。

今朝はうれしい再会があった。
いつもの公園に、
渡りのカモの姿が見えたのだ。

2018カモきた!2

今年は、去年より2日早い。
まずはヒドリを見つけて
ホクホクした気持ちになり、
息子に早く教えたいなとうずうずした。

毎年ヒドリガモが一番乗りだけど、
今年はヒドリガモが5羽、
オナガガモが3羽、同時に到着したらしい。

2018カモきた!5

2018カモきた!6

これから、続々と数が増えていくことを考えたら、
とてもうれしい。
久しぶりに晴れやかな気持ちの朝だった。