ジシギ

愛知で探鳥~2日目午後。

2日目の続き。
午後、ワライカモメの場所から移動して、
海沿いの堤防から知多半島寄りを
案内してもらった。

途中、オオタカの幼鳥が電柱にとまっていた。

20200923オオタカ1

海沿いの小さい川に、
カイツブリの親子がいた。
僕がいつも見ているカイツブリの子と、
同じくらいの成長具合だった。

20200921カイツブリ1

びっくりなことに、
ヨシ原のふちに丸出しの巣を作っていた。
ひなは1羽だけのようで、
成長してきたからか、巣は少しきつそうだった。

一方の親が、ヒナに魚を運んできた▼

20200921カイツブリ2

20200921カイツブリ3

刈り取り後の田んぼを回って、
ジシギ探しをした。
タシギしか見つからなかったけど、
もう少し時期が遅ければ、
チュウジやハリオも可能性が高いらしい。
海と山の両方が近いと、
こんなにたくさん鳥が集まるのかと
実感して、すごくおもしろかった。

20200921タシギ1

地元の方とお別れして、もう一度海に戻ると、
ワライカモメはいなくなっていた。
代わりにトウネンの群れがやってきていた。

20200921トウネン&キリアイ1

よく見ると岩陰にキリアイが潜んでいる。

20200921トウネン&キリアイ2

しばらく見ていると、寝始めてしまった。

20200921トウネン&キリアイ4

20200921トウネン&キリアイ3

そこへ、メダイチドリの群れがやってきた。

20200921メダイチドリ1

中にハマシギとトウネンが少し混ざっていた。

20200921トウネン&ハマシギ1

最初からいたトウネンの群れも起きて、
採食を始めた。

20200921トウネン2

20200921トウネン4

中にフラッグをつけている個体がいた。

20200921トウネン1

写真を撮って拡大して見ると、
JAIと刻印された青いフラッグと
短い白いフラッグがついていた。

20200921トウネン3

一日でこんなにたくさんのシギを見るのは
久しぶりだったし、
ワライカモメも見られたし、
いろいろなことも教わって、
愛知県がものすごく好きになってしまった。











いつもの公園でタシギ初認。

昨日風邪気味で散歩を休んでしまったので、
今日は埋め合わせの気持ちで早く出て、
犬たちをゆっくり散歩させました。

シメがよく鳴いていて、
「今日のブログはシメかな」と思いましたが、
カメラを出す間に逃げられてしまいました。

残念に思って、シメが入った葦原を見ていると、
刈られた葦の上に、鳥的な塊が見えます。

目を凝らすと、タシギの模様でした。

20180207タシギ?

この公園でタシギを見たのは初めて。
マイフィールドで見る初鳥は格別です。

くちばしを写したいと思い、
見えそうな方向に移動すると、
タシギがいると分かっているのに、
どれがタシギかわからなくなってしまいます。

見えているのに見えない・・・。
もやもやするので、何とか見ようとしますが
その角度ではどうしても認識できません。
頑張っているうちに、タシギが少し動いて、
ようやく葦原とタシギが分離。
長いくちばしも見られました。

20180207タシギ?4

タシギの英名は「スナイプ」。
かくれ上手のタシギを見つけて、
確実に仕留める猟師が語源となり、
狙撃手を
「スナイパー」と呼ぶようになったそうです。

タシギの模様のすごさを改めて感じました。
私は狩りはしませんが、
スナイパー並みの目がほしいです。